こんな碌でなしに袖にされたとて、それが何だろう?

マルスリイヌ


「ねぇ、倅や、(バルトロを指して)こんな碌(ろく)でなしに袖にされたとて、それが何だろう?
もと来た道を振り返らずにゆく手を眺めることだよ、
それだけが肝心だよ。
(以下略)」


同じような思いをしている女性への、メッセージでもあったのでしょう。



「・・・・(略)、私だって恥ずかしからぬ女になるつもりで生まれついていましたし、少しはものの道理がわかるようになってからは、真面目にもなりました。それでも、ぼうっとなる年ごろには、経験も足らず、暮らしも貧しく、不如意に苛まれる間も男達につけまわされ、かぼそい女の身で、群がる狼にどうして立ち向かえましょう?今、私たちを厳しく裁く殿方はたぶん今までに大勢の女を堕落させたことでしょうよ!」


「虫のよすぎる殿方に申し上げます、・・・(略)・・・若い女どもの過ちは貴方がたの罪でございますよ。貴方がたや判官がたこそ、いい気になって女どもを裁いて、とんでもない疎漏から、私たちの生活の正しい手段(てだて)さえお取り上げになるのです。憐れな女どもにたった一つの職業でもございますか?・・・(略)」



ラ・ボエームにも通ずるもんがある。
もちろん、ラ・ボエームだけではないですよね。

国は違えど、時代は違えど・・・という類の話ですね。



ボーマルシェは、当時の女性の悲惨な現実を暴露し、擁護しただけではなく、私財を投じて「未婚の母達のための基金」を設立し、この戯曲の50回記念公演の収益を「子を養う貧しき母」たちのために寄贈しました。

私が一番ショックを受けたのはここですね。





彼のプロフィールをみると、劇作家、策略家と書いてあります。HPによっては。

策略家が職業のひとって、初めて見た・・・・。(^^; 

と思ってたのですが、それもそのはず。
国王の密使や、アメリカの独立戦争のときには武器の輸出も手がけてたそう。


私財を投じて、ヴォルテール全集を刊行したり、作者の権利が守られてないことに気が付き、劇作家協会を発足させたりもしました。
フランス革命後は、一時亡命者リストに名前が載り、他国を放浪したりもしたそうですが、晩年はパリで家族と一緒に静かに過ごされたそう。



知れば知るほど、興味がわいてくる。。。。
弱者に対して、すごく敏感な方ですね。

ロールプレイングゲームを自分の人生でやってはりますよね。(笑)
見習いませう。(^-^)


私は、世界史って中学の時に勉強したのが最後なんです。
高校のときは、日本史と政経。
せかいし・・・・・。
背景なくして理解はない。うむ。





今日もきてはっておおきに。

ほな、また明日ね。

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by akikoj-happy | 2010-04-24 14:27 | 音楽(クラシック)

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