浅妻船 その6


弓の影かと驚きし 鳥は地辺(ちへん)の木に宿(しゅく)し 魚は月下の波に臥す
その秋の夜も今は早や 鐘も聞こえて明け方の 入るさの月の影惜しき
月の名残や惜しむらん




最後です。


ここは、中啓という扇子のようなものを持ちます。
後見さんが後ろに控えてて、わたしに渡してくださいます。
衣装はもう、変わりません。変更なし。(^^;


そうだなぁ、わたしが一番好きな箇所ですね。
ここが一番好きです。




弓の影かと驚きし= 謡曲「融(とおる)」の終い部分を縮めたもので、水に映る三日月を
弓の影と思い驚く、という意味です。

鳥は・・・= 鳥は池のそばにある木をねぐらにしている、という意味です。

魚は・・・= 魚は月の光の差し込む波に寝ている、という意味です。





わたしが7月に観世会館に足を運んだのは、「融(とおる)」を見るためでした。

融さんというのは、名字を源(みなもと)さんといいます。
源融(みなもとのとおる)。

ちなみに、

みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに

という歌を詠まれました。

陸奥産の「しのぶもぢ摺り」の乱れ模様のように、私の心は乱れているが、いったい誰のせいで乱れ始めたのか。私のせいではないのに。

という解釈らしい。


歌人というよりは、豪奢な風流人で有名だったそうです。
源融



浅妻船の最後は、こんな謡曲を取り入れてるのですよ、という話でした。。
振りも確かに、仕舞いっぽいですね。一部ですけども。

この国の芸能の礎って、やっぱり「能」ですよね。。。


話がそれた感じ。。。(汗)(^^;



これで終わりです。

最後はクレッシェンドだ、と思ってます。
こんな感じで終われたら嬉しい。


あさって、下浚えです。 

来たっ!!!  >_<


とりあえず、無事に終わってくれれば。
もちろん、本番も。ね。






今日もきてはって、おおきに。
どうぞ、ぽちっとおしとくれやす。
おおきに。


今日の京都はくもり。
そんなに暑くもないし、日差しも強くないので楽。(^0^)


にほんブログ村 その他趣味ブログ 和の趣味へ
にほんブログ村
[PR]
by akikoj-happy | 2010-08-09 13:40 | 日本舞踊 | Comments(0)

お稽古日記、すきなこと、すきなもの、すきなひと


by akikoj-happy
プロフィールを見る
画像一覧