踊りは踊り

踊りの会で、最初から最後までずーーっと踊りを拝見してますと、「踊りってなに?」とわからなくなるのです。見れば見るほど、わからない。頭の中は混乱状態。。。。。特に中盤に差し掛かるころになると、?はピークを迎えます。
わからなくなると、解を探したくなるのは仕方ないこと。
その解が、達也先生の「逸見藤太」(清元 義太夫・吉野山)を拝見してわかったのです。
踊りは踊り、だということを。。。。。。
頭の中がものすごくクリアになった瞬間。
霧がぱーーーっと晴れた瞬間とでも言いましょうか・・・・・・・。
「踊りは踊りなんや!」と膝を打った瞬間でした。

求めよ、さらば与えられん、というところか?


今回、達也先生は
常磐津   松廼羽衣
清元 義太夫  吉野山
清元     かさね
義太夫   五条橋

と4曲も踊られました。。。。。
頭の中、どうなってるんやろう?と本気で考えてしまって、・・・恥ずかしいです。(^^;

五条橋は、お母様の真紀子先生が牛若丸、達也先生が弁慶の役。
目の前で長刀を振り回され、さすがにドキドキしてしまいました。(長刀って、すごく大きくて長いのです。長刀だけでも、ものすごい威圧感。刃がこっちに向いてるときは、心の中で「ヒーーッ!」とショッカーのように叫んでおりました。)
でも、間近で拝見できたお陰で、いかに先生が道具を丁寧に扱ってらっしゃるのかが、すごく理解できまして大変勉強になりました。
丁寧って、こういうことを言うんやね、と。


今回は、達也先生だけではなく、真紀子先生も2曲(常磐津 山姥と義太夫 五条橋)を踊られましたし、織澄(おりすみ)先生は1曲(常磐津 双面 の法界坊)だけでしたが、長い曲でしたので、踊りをじっくり拝見することが出来て嬉しかったです。
真紀子先生は、山姥のときはものすごく色っぽかったのに、牛若丸では別人のように颯爽としてらっしゃっいましたし、織澄先生は違う世界に行っておられたようでした。
何度叫びそうになったかわかりません。。。。

踊りの持つ可能性を、存分に見せて頂、本当に勉強させて頂きました。

ありがとうございました!

次回、74回目の公演を楽しみにしております。
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by akikoj-happy | 2008-06-03 01:59 | 日本舞踊