ノーフォールト

正しくは、「No Fault Compensation」

無過失補償制度と訳されます。


無過失補償制度とは・・・・・?


医療事故が発生しても病院側に過失が認められない限り、患者は何の補償も受けられない。こうした状況は医療訴訟を増加させ、また患者と医師の間の信頼を損なうことにつながっていく。医師・病院にミスがなくとも、患者や遺族に充分な補償がなされる制度が「無過失補償制度」である。
医療事故の被害者を、一定の基準に従って裁判なしに補償するこの制度は社会制度の進んだ国では早くから導入されている。日本でも今年から、ようやく産科医療補償制度がスタートしたが、そのきっかけともなった厚労省へ報告書を6年前に提出したのが、本書の著書であった。



水曜夜10時、藤原紀香主演の「ギネ」の原作が、「ノーフォールト@岡井崇  ハヤカワ文庫」なのです。

産科の役を演るらしい、と聞き、HPを見に行ったら原作があったので早速読んでみました。



このドラマでどれだけ、この問題が取り上げてもらえるのかはわかりませんが、一人でも多くの方に関心を持ってもらえたらと思い書きました。


作者あとがきに

(平成19年3月に記されてます)

無過失補償制度についても「産科医療における無過失補償制度」の創設に向けて、準備委員会での審議が始まろうとしています。厚生労働省が現在考えてるのは、出産に関連した脳性麻痺事例だけを対象としたものですが、将来は全領域の医療事故に適応されることが望まれ、そのためにも、「余話」に記させていただいたこの制度と理念と精神(”過誤”も”災害”も含めて、医療事故に遭った被害者は公平で妥当な補償が受けられる。 医療提供者側には、事故原因の解明を通じて、安全な医療を心掛けると共に自らの診察能力を高める努力をするためのインセンティブを与え、医療界に事故を減少させる方向への強いベクトルを働かせる)を損なうものであってはならないと考えています。

今回検討されている無過失補償制度の導入は、単に産婦人科医師不足への対応に留まるものではなく、医療事故に対策に取り組む日本の姿勢を占う試金石でもあります。医療事故を実質的に減少させると同時に、社会からも良い評価が得られる有益な制度が立案され、それによって患者さんと医師との信頼関係の回復が進むことを願っています。



とありました。

もちろん、無過失補償制度だけではなく、医師不足や保険点数の話も出てきます。
今、この国の医療が抱える医療問題がこの話の主人公だと私は思ってる。



どうしても、ドラマ化されると視聴者に受けやすいように、スポットの位置を少しずらされるのでは・・・・?という思いが私にありまして、長かったのですが抜粋させていただきました。
(私はドラマは見られませんので、勝手な憶測ですが)


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ぜひ、この問題に興味をもってください。
原作もオススメです。
出来れば、原作を読んで欲しいです。
一人でも多くのひとに。。。。。。
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by akikoj-happy | 2009-10-31 11:43 | 書籍・マンガ

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