歌舞伎のこと

「封印切」をみて、初めて歌舞伎を観て泣きました。という話。
もう、1月、終わるやん。。。。。。



昨年の12月27日。

やっぱり目的は、「石橋」でした。
あれをもう1度、見たいなー、って。

実はテレビの前に座るのも、遅れてしまったのです。
当然、「封印切」は途中から。

忠兵衛と梅川の逢瀬の後、槌屋治右衛門がでてくる少し前ぐらいから見たのです。

ストーリーもなんとなく知ってたので、理解しやすかったです。
理解できるかどうか?って大事だと思う。
話についていけないものに興味は持たないでしょう。
それに尊敬語、謙譲語も少なかったし、ムツカシイ言葉もなかったし。(^^;


だから、もう本当にお芝居に惹きつけられてしまったのです。
目が離せないとは、まさにこのこと!
食い入るように、とはよく言われますが、本当にそんな感じでした。


最後、封印を切ってしまってから、ボーゼンとする忠兵衛。
虚脱感で占められてるのでしょう、この時点では。
「やってしもたーっ!」と。

でも、梅川のことは気になる。

 「二人で一緒にいてたら、目立つから。
お前は先にニシグチへ。」 

(私の耳には、ニシグチと聞こえたのですが。西口かな?)


ここに、泣けたのです。私は。

呆然自失の抜け殻のような感じなんだけど・・・・・・。
でも、梅川のことは大事だから、ほんの少し残ってる正気が、彼女のことを心配させたのでしょう。

LOVEの一番最初の訳は、あなたのことを大事思う。だそうです。


なんかこの話を思い出して泣けた。
時代が変わっても、自分の大事なひとをかばう気持ち、大事に思う気持ちは変わらないということですね。


感情移入ではないけど、初めて共感できたのが、この忠兵衛でした。


歌舞伎をみてはじめて共感できたのですね。
それで、私にとって歌舞伎がぐっと身近なものになったのです。
具体的に数値で言ってみると(^^;)、5~6mぐらいあった溝が1m強ぐらいになりました。


共感できるとは、大事なことですね。

あの「タイタニック」も膨大になりすぎた制作費を回収するため、登場人物を100人ぐらいにしたそうです。そうすれば、誰かには感情移入できるから。
聞いてみると、なんかガッカリな話ですが・・・・・・・。(^^;


「封印切」に話を戻すと、八右衛門のあのいやらしいぐらいのしつこさ。
しつこく、しつこく、しつこく忠兵衛をいびるのです。
仁左衛門さんのいやらしさ、すごい良かったです。(笑)
お役としては、こちらのほうがやりがいありそうですが。  >私だけか? (^^;


八っつあんも、悪いお人どすなぁ、ほんまに。
適当なところでやめとかはったら、あそこまで行かへんかったのにぃ。

でも、ほんまにやめてはったら、その後のストーリー展開はないですが。



あの気の弱い人間(忠兵衛)が、どんどん追い詰められていく様。
本当に封をきったときには、

窮鼠猫をかむっていうもんなー。
あー、あー、あー。(T△T)     (語尾、段々下がる)
                                           
                                >芝居に入りすぎ。(^^;



見てて、「人間って・・・・・こわっ。」て思った。
何いうたかて、生きてはるお人が一番怖いえ。というのが私の持論なのですが。
このお芝居をみて、再確認した。
なんというか、・・・・・人を破滅させる恐怖、って本当に怖いですよね。


藤十郎さんが早口で聞き取れなかった、というつぶやきを読んだのですが、あれは関西人のわたしでも無理だったので、関東のひとなら絶対無理でしょう。
ここは聞き取れなくていいんやと思うな。
それだけ、言語として認識できないぐらいに、困ってるということでしょう。きっと。
藤十郎さんの忠兵衛もすごいよかったと思う。
お二人ともさすがやわー、と思って、お芝居終わってから大満足でした。



まだまだ書きたいことあるのですが、続きはまた。
今日は人が少ないので、少し早めに仕事に向かいます。
では。


全然関係ないけど、逢瀬ってことばいいですよね。 
思わへん? 037.gif


最後まで読んでくださってありがとうございます。
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by akikoj-happy | 2010-01-31 14:11 | 芝居 | Comments(0)

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