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お稽古日記、すきなこと、すきなもの、すきなひと

by akikoj-happy

藤村実穂子  ドイツリートの夕べ

三ッ石先生のコレペティレッスンの続きは、ちょっと横へ。(^^;



■開演:2009年2月25日(水)19:00

■出演者:

藤村実穂子(メゾソプラノ)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)

■演奏曲目:
シューベルト: 泉に寄せてD.530/春にD.882/ギリシャの神々D.677b
          泉のほとりの若者D.300/春の想いD.686

ワーグナー: ヴェーゼンドンク歌曲集
         天使/止まれ!/温室で/痛み/夢

R.シュトラウス: 私の想いのすべて op.21-1
          君は心の冠 op.21-2 /ダリア op.10-4
          私の心は黙り、冷たい op.19-6
          二人の秘密をなぜ隠すの op.19-4
 
マーラー: 5つのリュッケルトの歌
       あなたが美しさゆえに愛するなら
       私の歌を見ないで
       私は優しい香りを吸い込んだ
       真夜中に
       私はこの世から姿を消した




12月にうちの合唱団のボイストレーナーの五島先生のリサイタルへ行きました。
その後、どこかで歌のリサイタルないかなー?誰かないかなー?と探しまわって、見つけたのが藤村美穂子さん。


2ヶ月間、ずーーーっと楽しみにしていました。(^-^)


で、本番当日。


耳にしたことのないような不思議な声の方でした。
声に濃淡があるというか、模様があるというか。
これが、表現力なのですね、きっとね。(と思うのですが、わかんない。(^^;))
ぜひ、一度聞いてみてください。

CDはオペラとかマーラーの「大地の歌」が出てるようです。
うーん、オペラかぁ・・・・と思って、購入せず。
でも、グラミー賞にノミネートされた「A Child of our time」を聞いてみたいなぁ。

ヴェーゼンドンク歌曲集だけでも予習して行きたかったのですが、できなくて残念でした。

今回の来日では、リサイタルを3箇所で。
東京では、チョン・ミュンフン指揮でベルディのレクイエムでソリストを務められました。
「ぷらっとこだま」で東京に向かって、帰りは夜行バスで・・・・とか、少しだけ真剣に考えてしまいました。英会話のローンがあったので断念しましたが、なかったら行ってたと思います。聞きたかったなー。ヴェルレク。>_<。

シューベルトよりはワーグナー。シュトラウスよりはマーラー。
マーラーよりはワーグナー、かな。
でも一番印象に残ったのは、シュトラウスの「私の心は黙り、冷たい」とマーラーの「真夜中に」と「私はこの世から姿を消した」でした。
あと、シューベルトの「春に」は、ピアノのメロディが可愛くって好きになりました。本当にかわいいんです、これ。(^-^)
ヴェーゼンドンク歌曲集ももう1度、聞きたいですね。CD出ないかな?
東京でのリサイタルにテレビカメラが入って、芸術劇場で放映してくれないかな?と本気で思っていました。もう1度、聞きたいです。本当に素晴らしすぎました。


ぜひ、次回はオペラで藤村さんの姿を拝見したいですね。
また、たのしみが増えて嬉しい。ありがとうございます。(^-^)
これからも、お体にお気をつけてがんばって下さい。



こんな方です。↓   


藤村実穂子 メゾソプラノ

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了後、ミュンヘン音楽大学大学院に留学。在院中にワーグナー・コンクール(バイロイト)で事実上の優勝、マリア・カナルス・コンクール優勝など数々の国際コンクールに入賞後、オーストリア第二のオペラハウス、グラーツ歌劇場の専属歌手として、幅広いメゾのレパートリーを歌う。

2002 年バイロイト音楽祭に(主役級としては日本人初)デビュー直前、異例にもミュンヘン国立歌劇場のミュンヘンオペラフェスティバルのオープニングとなる新演出「ワルキューレ」(CDFarao 社)の初日にもフリッカ役で出演したことで国際的な注目を集め、以来ミラノスカラ座、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ロイヤルオペラハウス・コヴェントガーデン・ロンドン、ミュンヘン国立歌劇場、パリ・シャトレー劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン国立歌劇場、マドリッド・レアル歌劇場、ルセルン音楽祭、フィレンツェ歌劇場、ジュネーブ大劇場、ヴェローナ歌劇場、エクサンプロヴァンス音楽祭などの他、世界的なオーケストラとも出演し続けている。

よく共演する著名指揮者はクリスティアン・ティーレマン、クラウディオ・アッバ-ド、ズービン・メータ、クリストフ・エッシェンバッハ、サー・コリン・ディヴィス、クルト・マズア、マリス・ヤンソンス、ケント・ナガノ、チョン・ミョン・フン、ダニエル・ハーディング、ロナルド・ランニクルズ、ファビオ・ルイージ等の各氏、またクリストフ・ウルリッヒ・マイヤーとの歌曲の夕べ等がある。またブランゲーネ役でプラシド・ドミンゴ、アントニオ・パッパーノとのCD録音「トリスタンとイゾルデ」(EMI社)でも各方面より注目を浴びた。

また他にも共演したオペラ・レパートリーはクンドリ、ブランゲーネ、ヴェーヌス、フリッカ、イダマンテ(イドメネオ)、カルメン、エボリ、アムネリス、アズチェーナ、オクタビアンなどがある。

今後の主な予定として、「パルジファル」のクンドリ役をバイロイト音楽祭及びミュンヘン国立歌劇場(ケント・ナガノ指揮)、新演出の「指環」をバルセロナ・リセウ歌劇場、ロイヤルオペラ・コヴェントガーデン・ロンドン、及びウィーン国立歌劇場にて、「トリスタンとイゾルデ」をマーラー室内管弦楽団(第二幕演奏会形式、ダニエル・ハーディング指揮)、ベートーベンの「第九」をウィーンフィルハーモニー管弦楽団(クリスティアン・ティーレマン指揮)、シェーンベルグ「グレの歌」をバイエルン放送交響楽団(マリス・ヤンソンス指揮)、「ヴェルディ・レクイエム」をワシントン国立管弦楽団(クリストフ・エッシェンバッハ指揮)、マーラー「交響曲第8 番」をロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(マリス・ヤンソンス指揮)及びDR 放送交響楽団、マーラー「交響曲第3 番」をパリ管弦楽団(クリストフ・エッシェンバッハ指揮)、マーラー「交響曲第2 番」をフィラデルフィア管弦楽団、バーミンガム市立管弦楽団。

日本では新国立劇場での「ライン黄金」(フリッカ)でデビューし、「ワルキューレ」(フリッカ)、「神々の黄昏」(ワルトラウテ)、「ドン・カルロ」(エボリ)、「イドメネオ」(イダマンテ)、「カルメン」のタイトルロール、「薔薇の騎士」のオクタヴィアン、N 響の「第九」ソリスト、歌曲の夕べ(クリストフ・ウルリッヒ・マイヤー・P)などで絶賛を浴びる。2002 年出光音楽賞、2003 年第54 回芸術選奨文部科学大臣新人賞、 2007 年第37 回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞をそれぞれ受賞。
by akikoj-happy | 2009-03-03 12:15 | 音楽(クラシック) | Comments(0)